「教室の子供たち」「絵を描く子どもたち」など教育・記録映画の名作を次々に発表し、また、長編劇映画デビュー作「不良少年」では、斬新な手法と自由な感性が絶賛され日本のヌーヴェル・ヴァーグの旗手として注目を浴びた羽仁進が、前作「ブワナ・トシの歌」同様にオール外国ロケで制作したドキュメンタリー・タッチの野心作。羽仁監督と公私にわたるパートナーで、女優として脂の乗っていた左幸子が、異国で生きがいに目覚める中年女性を溌剌と好演した。亡夫との息子を連れ、写真だけの見合いでアンデス山中の太郎(福田)に嫁いだタミ子(左)は、誇りを取り戻すべくインカ帝国の財宝探しに躍起になる夫の傍ら、水道も通っていない貧しい土地で農業に懸命に励む。
《安第斯的新娘》的上映日期是1966-09-23(日本)。 《安第斯的新娘》的别名有:Bride of the Andes。